我が細君

私を突き動かすのは金でも名誉でもない。妻の笑顔だ―。

弁当について本気出して考えてみたら~!!

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 いつでも同じおかずに行きつくのさ~♪

 ポルノグラフィティファンの方に怒られますね。ごめんなさい。しかしですね、私の人生において2度、本当に弁当について本気出して考えたことがあるのでご紹介したいと思います。

 

 今週のお題「お弁当」

 ということで、2度弁当について本気出して考えたことがある件についてですが、いずれにおいても私の人生の岐路であったこともあって非常に記憶に残っているんですね。

 

 

  • 某市の試験問題において論述で出題された!

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 え・・・?は・・・?って感じですよねW

 厳密に言うと、弁当についてではないのですが、

 

 「箱についてあなたの考えを述べなさい。」

 

 だったんです。

 

 

 いや、意味わかんねえええWWWWWWWどうすんだこれWWWWWWWWせっかく筆記まともに出来たのにWWWWWWW

 

 って感じでした(#^.^#)

 

 当時公務員志望で各自治体の試験を受けて回っていた時分、勉強不足で中々筆記試験が上手くいかない中でようやくそこそこに解けた某市だったんですよ。公務員試験ってどこも、筆記で数絞る⇒面接orグループディスカッション等⇒採用の流れなので筆記が通らないことには何も始まりません。

 ところがこの某市はですね、一風変わった試験体系で有名なところで、面接に非常に重きを置いていたんです。(昔の話なので、今はどこもそうなのかな?)

 

 筆記&論文⇒集団面接⇒集団討論⇒個人面接⇒個人面接⇒市長面接

 

 どんだけ面接するねん!

 とはいえ私のように筆記試験だめだめな人はこういった面接重視のところは大変ありがたいですね。決してコミュ力がある訳ではないのですが^^^

 

 さて少し話がそれましたが、この採用プロセスの中でも序盤も序盤に件の"箱問題"が出題されたのです。午前中に筆記が終わって、午後に論文です。有難いことにこの自治体は筆記試験は難しくないので、筆記倍率自体はおそらく5倍ぐらいなんですよ。そこそこの出来にご満悦でお昼ご飯を食べた午後・・・・

 

 会場の空気が一瞬で固まったのを覚えていますWWWWW

 

 「なんだこれ?」「はこ・・・?」「おい・・・どういうことだよ。」

 そんな感じの、静まり返った試験会場に響くみんなの声なき声が聞こえました。この時だけはみんなカミーユに匹敵するニュータイプであったことでしょう。

 

 周囲の受験者に漏れることなく私も「箱てWWWW」と吹き出しそうになりながらも震える手を抑えて鉛筆を走らせました。そう、ここで記述した内容がお弁当についてだったのです。

 

 「私はお弁当箱について論述したい。弁当箱とは、単に食べる物を詰め込んだ箱ではなく、四季の美しさが散りばめられたまさに日本を体現する代物であると私は考えている。色とりどりの海の幸、山の幸を惜しみなく、そして組み合わせにも気を配って綺麗に敷き詰められたそれは日本の美しさそのものではないであろうか。云々。」

 

 細かくは忘れましたがこんな感じに仕上げました。

 よう言うわW

 

 当時の行政に対する批判として「ハコモノ行政」というものがありまして、要するにバンバン建物を建てまくって中身が伴っていないというアレですね。受験生の中にはあえてこの話題で筆を進めて、ハコモノ行政を擁護する文章を書いた方もいたのではないでしょうか。しかしおそらくそれこそが向こうの罠だったのではないかと思います。自治体側もハコモノ行政に対する批判は当然わかっていたでしょうし、バブル期の産物としか言いようもなく、擁護できる点はあまりないと自覚していたと考えるのが自然です。

 そんな思惑があったかどうかは定かでありませんが、とにかく私は弁当箱についてあることないこと意味不明な日本ageな文章を恥ずかしげもなく書きなぐることに終始していたのです。日本のことは本当に好きなのでいくらでも書けるのですが、この時は回答用紙狭しと縦横無尽に面白半分で書いていたなあと正直思いますW

 

 まぁそんなこんなで無事に筆記&論文を突破し、その後の面接に駒を進めたのです。

 その後の集団面接では名前ではなく数字で呼ばれており、「おれたちは囚人かよおい!」と半ギレで臨んでいたことが災いしたのか、集団討論で開口一番「自分がまとめ役やります!」と名乗り出た"でしゃばり感"が鼻についてしまったのかわかりませんが、某市にお勤めすることはできませんでした(^w^)アチャー

 

  • お昼ごはん問題、何がベストなんだ!

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 このイラストかわいいな(笑)

 今後も使っていこう。

 

 さて、弁当について本気出して考えてみた案件の二つ目は、日頃のお昼ごはん問題をどうしようかと思案していたことです。

 料理が特別上手いとかいう訳ではなく、いつも田舎からお米を送ってもらっているので、外食やコンビニ弁当よりは作ったものを持って行ったほうが良いのでは、と考えた次第です。これまで試行錯誤したいくつかの案をくそどうでもいい私なりのメリット・デメリットをあげてみましょう。

 

◯弁当案

 就職直後から1年ぐらいはお弁当を作って持って行ってました。とは言ってもご飯を詰めて冷凍食品(業務用スーパー)を3種類ぐらい入れるだけの大変簡単なものです。

 

メリット :おかずが数種類楽しめる。

      詰めるだけなので楽。

デメリット:洗い物が面倒臭い。

      通勤時に邪魔になる。

 

 弁当箱にラップを敷いて洗い物を極力しないように心掛けてはいたのですが、やはり洗わない訳にはいかずそれが毎日となると面倒なんですよね~。とはいえ、詰める時には晩御飯と一緒にチンした冷凍食品を入れるだけなのですごく楽です。

 

◯おにぎり案

 1年ぐらいお弁当生活をしていましたが、洗い物が急激に面倒になってしまいました。そこで次に浮かんだのがこちらです。おにぎりであれば、洗う手間はもちろんなくなりますし、帰り道に空の弁当がかさばることもありません。

 

メリット :洗い物をしなくて良い。

      帰り道ではかさばらない。

デメリット:握るのが熱い(笑)

      楽しめるおかずが限られる。

 

 もう情けないとしか言いようがありませんW

 飲食でアルバイトをしていた経験もあるのですが、何しろ手が弱いんですOrz

 握る時のストレスがあるのと、やはり具材が限られてしまうんですよね。ふりかけおにぎり、鮭フレーク、たらことしばらくは楽しめますが、飽きてしまいましたね。

 

 関連事項としてあげられるおにぎらずというものがあるのですが、ご存知でしょうか。

<参考URL>

macaro-ni.jp

 

 こちらでは具のバリエーション並びに握る時熱くないという二点を網羅した作戦になりますが、いかんせん手間が増えてしまっており、モチベーションを保つことがあまりできませんでした。

 

◯使い捨て弁当案

 そしてこちらです!!(ドヤ)

 ようやくたどり着いたゴールであると私は確信しております。(ドヤドヤ)

 

メリット :熱くない! バンッ!

      帰り道かさばらない! ババン!

      おかずがたくさん楽しめる! バババン!

デメリット:弁当箱代がかかる。(冷静)

 

 どうですか。完全に偏った考えですが、弁当とおにぎり案を折衷したベストな選択肢であるとご満悦の私です。唯一のデメリットと言えるお弁当箱代も格安のものを探して対応しました。実際に私が使っているのはこちらです。

 

item.rakuten.co.jp

 

 100個入りで1540円!!!送料入れると2300円ぐらい!!めちゃめちゃ安くないですか?1個あたり23円です(V)o¥o(V)

 

 安いだけある質感ではありますが、今のところ特に問題もなく使っております。

 

 いかがでしたでしょうか。すごくどうでもいいお昼に関する私の悩みでした。

 

  • 私にとってお弁当とは?

 以上の2点が私の人生における岐路となったお弁当にまつわるエピソードですね。ハナホジ

 しかしお弁当はとても大事なものです。お弁当というよりはお昼ごはんですかね。「衣食住」は人間が生きていく上でも基本的なところになりますので、人生を形作る上での基盤です。ここの水準があまりにも低いと、およそ人間らしい生活はできないと言っても良いのではないでしょうか。

 単に「食」と言っても質にこだわればどこまでも追求することが出来ます。最高級の食材を使った料理、栄養面を考え尽くした献立、大好きな物を集めたお弁当。個々人の喜びを満たす基準はいくつもありますが、とりあえず私の昼食においては、田舎から送られるお米を使うことと手間や荷物にならないこと、この二点さえ守られていれば問題ありません。野菜類がないことやたまに作った料理のレベルが低いといった現状の課題はありますので、それは追々解決していくことといたしましょう。

 興味深いことと言えば、「食」の質に関してのお話に戻ると、髙い物=美味しいは当たり前ということがありますよね。だからこそみんな安くて美味しいものを求めている訳ですが、飲食店ではサービスも値段に含まれていますので、そこが何とも面白いです。翻って美味しいお弁当のコストと質を考えた時にそのファクターは何が該当するのか。例えば先ほどの手間、これは単純に人件費(=サービス)に置き換えることができますよね。関連事項としてあげた「おにぎらず」も材料費やお弁当箱代、帰り道軽いなどのメリットはありますが、大幅に人件費がかかってしまいそうなところが私の敬遠した理由になります。一方でサービス面に目を向けた時に、今は私自身のお昼ごはんだけの問題なので使い捨ての弁当箱でも良いですが、今後愛妻や子どもの弁当を作るとなった時に、あまり好ましくはないでしょう。かわいいお弁当箱に、ベタですがタコさんウインナーやうさぎリンゴなど視覚でも楽しんでもらう、まさに先ほどのサービス面を重視した「質」の高いお弁当を準備する必要が出てくるでしょう。

 こうした時におのずと私自身のお弁当も変化していくと考えることが出来ます。規模の利益というものは当然にしてお弁当作りにも発生するはずですから、家族のお弁当は気を使って、自分のお弁当は現状維持とはかえっておかしいですよね。そうすると必然的に"ちゃんとした"お弁当を作って会社で食べるようになり、しかもそれは今自分用にちゃんとしたお弁当を作るよりもコスト的には減少していると考えられるため、ちまちま小さいことを気にして「使い捨て弁当箱23円!めっちゃ安い!ムフフ」などと甲斐性のないセリフを吐く必要はなくなるでしょう。

 このようにして年相応のお弁当を食べて豊かな人生を歩んでいきたいものですね。しかし時々同僚とラーメンを食べに行きたいのも事実。そこは柔軟に判断し、たまの外食はハメをはずしてラーメン全トッピングを注文してもバチはあたらないでしょう。