我が細君

私を突き動かすのは金でも名誉でもない。妻の笑顔だ―。

数時間の差はあれど、天皇陛下と同じ空間にいた・・・!

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 先日我が愛妻と四国へ旅行に行っていたんです。目的は温泉!!お水取りってご存知ですかね。吉日に吉方へ赴きパワーをもらうべく、温泉に入りに行ってきたんです!ヤッホー

 その件につきましては、後日お話するとして、今回はタイトルのとおりとても思い出深い旅行になったんです。

 

 さて、どういうことなのかと申しますと、全く知らなかったんですが愛媛国体で天皇皇后両陛下が愛媛県にお越しになっていたんですね。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

※リンク切れに備え、こちら原文ママ

 

天皇、皇后両陛下は1日、県武道館(松山市市坪西町)で愛媛国体の剣道競技を観覧された。視察先の道後では地元の児童に歩み寄って語り掛けた。午後に松山空港から特別機で帰京し、24年ぶりの来県となった3日間の日程を終えた。
 午前、日本唯一の皇室専用浴室がある道後温泉本館(同市道後湯之町)に到着。天皇陛下は後ろに下がって「ここまで来ると鷺(さぎ)が見える」と屋上の白鷺像をうれしそうに見上げ、重要文化財の建築に興味を示していた。
 集まった大勢の児童を見かけ、近づいて「学校はどうですか」と?を緩めた。観光客のもてなし活動が紹介されると、皇后さまも「どういうことをなさるの」と優しく問い掛けた。天皇陛下の問いに「楽しいです」と答えたという湯築小学校6年の女子児童(11)は「笑顔が優しそうだった。また道後に来てくれたらうれしい」。和やかな交流に両陛下は「ありがとう」と伝えた。
 午後の剣道競技観覧では県武道館顧問の加戸守行前知事の案内で入館。試合展開を熱心に見つめ、選手の奮闘を拍手でたたえた。両陛下が見守る中で試合をした帝京第五高校(大洲市)の屋我飛翔さん(18)は「陛下の前で勝てて良かった。二度とない良い経験になった」と振り返った。

(yahooニュースより拝借、愛媛新聞ONLINEが元のようです。)

 

 はい。

 ドライブしている間になぜか国旗を持って道路に並ぶ人々が見えて、「国体で日の丸だなんてよっぽど盛り上がってるんだな~」なんてWWW

 ほんとに恥ずかしい限りですね。。。

 

 我々が旅の終わりに訪れた道後温泉

 

dogo.jp

 

 日本で唯一、皇族の方のみがお入りになるお風呂が用意されているんです!

 

 一般大衆浴場の「神の湯」と少しお金を出したら(笑)入れる「霊(たま)の湯」の2種類がありまして、せっかくの機会ということで我々は両方入れるコースにしたんです。確か一人1300円くらいでした。

 

 こちらですね。引用です。

 

大人1250円 小人620円(利用時間1時間)
セット内容:霊の湯、神の湯、貸浴衣、貸タオル、お茶、おせんべい、又新殿観覧

霊の湯・神の湯の2つの浴室への入浴に、広間の休憩室がついたコースです。改札口をとおり、2階の赤い敷物に沿って奥にある休憩室へ。大正時代に建てられた棟にある休憩室は、白鷺しらさぎをモチーフにしたランプが吊り下げられ、歴史ある建物の中にモダンな雰囲気を感じることができます。

 

 もぐもぐ、ぷはー。

 「霊の湯」から上がると大広間にて、お茶とおせんべいのサービスです。涼みながら一服した後は、又新殿観覧が付いてます。(希望者は「神の湯」も入れます」

 ここが先ほどご説明した皇族方がお入りになることのできるお風呂なんですよ!

 

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 見て下さい!この荘厳なお部屋!

 こちらで休憩されるんですね。奥にある白い椅子が陛下のお椅子、手前に一段高くなっているところが皇后陛下がお座りになるスペースのようです。

 写真撮影はNOなので、文章でのみお伝えすることにはなりますが、装飾ひとつひとつに恐らくは当代随一の職人さんが手掛けたであろう丁寧な絵や彫刻が施されていて、戦前どころか明治時代に作られたとは思えないほど、今でもなおその美しさ・気品にはしびれました。というよりも時が経って、より深みが出たと言ったほうが正しいかもしれませんね。

 

 更に皇族方のみが出入りすることのできる門がこの間の隣にあるんですよ!イメージ的には勝手口のような門があるんです。(言い方WW)

 すみません、名前忘れてしまったんですが、「御成門(おなりもん)」だったかと思います。こちらいつでも皇族方が来ても良いように掃除をくまなくするのですが、上述のとおり皇族の方のみが出入りできるのです。そう、掃除の時でも門をくぐることは絶対してはならず、遠回りになっても内側外側に回ってきちんと綺麗にしているんですね!(ガイドさん談に感動して泣きそうになる)

 

 そんな道後温泉ですが、タイトルに戻りまして、本来であれば天皇皇后両陛下が先のお部屋に入られるかどうかというところだったらしいです。しかしながら体調があまり優れずに外周を少し歩かれて帰京されたようです。

 それがおそらくお昼前後、我々が温泉に入ってぷはーなんておせんべいを呑気に食べて又新殿を見学させて頂いたのが15時頃なので・・・

 

 僅か3時間の隔たりこそあれど、同じ空間にいた!!!!

 

 なんということでしょう(劇的)

 いやいや、茶化してる場合じゃなくて、本当に感動しました。思想的にどうとか戦争がどうとかいう話ではなくて、連綿と続いてきた世界最古の王室がある日本に生まれて、その血を引くお方と、現代でも日本国民の繁栄を願って神事を執り行ってくださっているお方と同じ空間にいただなんて・・・。

 思わずうるうるしてしまいました。

 

 ああ。愛媛良い所だなあ。

 今年一番感動しました。素晴らしい旅行になりました!ありがとう愛媛!